VOICEVOX ENGINE の
Node.js版 を利用したDiscord向けTTS Botです。
discord.pyを用いたバージョン の後継です。
discord.pyがメンテナンス終了したことを受け、discord.jsへ移行したものになります。
VOICEVOX ENGINE自体が、同時に大量に音声合成を行うことは向いていないため、利用したい人がセルフホストして利用してください。
また、本READMEはBot構築に関してある程度知識がある前提で書かれています。ご了承ください。
Issue を解決するプルリクエストを作成される際は、別の方と同じ Issue に取り組むことを避けるため、 Issue 側で取り組み始めたことを伝えるか、最初に Draft プルリクエストを作成してください。
Discord.js v13を利用する関係上、Node.js v16を必要とします。 ここではNode.jsのインストール方法は省略します。
- yarnの場合
yarn install
- npmの場合
npm install
- サーバーでの利用想定でCPU版をインストールします。
# libtorch を最上層にインストールする
# わかる人は適宜好きな場所にダウンロード・解凍してください。
cd /
wget https://download.pytorch.org/libtorch/cpu/libtorch-cxx11-abi-shared-with-deps-1.9.1%2Bcpu.zip
unzip libtorch-cxx11-abi-shared-with-deps-1.9.1+cpu.zip
- libtorchをライブラリとして読み込むように設定します。
.bashrc
などに記載しておくと、次回から自動的に実行されるので良いかもしれません。
export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:/libtorch/lib"
# VOICEVOX Core (0.9.4)を最上層にインストールする
# わかる人は適宜好きな場所にダウンロード・解凍してください。
cd /
wget https://github.com/Hiroshiba/voicevox_core/releases/download/0.9.4/core.zip
unzip core.zip
mv core voicevox_core
# cpu版を使うので、gpu版を消してcpu版をリネームする
rm voicevox_core/libcore.so
mv voicevox_core/libcore_cpu.so voicevox_core/libcore.so
- VOICEVOX Core のパスを環境変数に登録します。
.bashrc
などに記載しておくと、次回から自動的に実行されるので良いかもしれません。 ここで設定したVOICEVOX_CORE
変数がBotの起動時に自動的に読み込まれます。
export VOICEVOX_CORE="/voicevox_core/libcore.so"
- トークンをDiscord Developer Portalから取得してください。ここでは取得方法は省略します。
- 取得したトークンを
BOT_TOKEN
環境変数に登録します。.bashrc
などに記載しておくと、次回から自動的に実行されるので良いかもしれません。
export BOT_TOKEN="<Discord Developer Portalで取得したトークン>"
- yarnの場合
yarn start
- npmの場合
npm start
本BotはLGPL-3.0で公開されています。