本ライブラリはヒホ氏によって制作・公開されている、 VOICEVOX Engineの非公式Node.js版、兼 VOICEVOX Coreのラッパーライブラリです。
本ライブラリの使用にあたっては、利用者自身がVOICEVOX Core公開のサイトより、 VOICEVOX Coreライブラリをダウンロードし、そのライブラリのパスを指定しなければなりません。 加えてONNX Runtimeも必要です。 (Raspberry Pi等を用いる場合、VOICEVOX公式が公開するarm64/armhf向けビルドをご利用ください。) 本ライブラリのみで完結はしませんのでご注意ください。 なお、CPU版を利用する場合はCUDA/CUDNNは必要ありません。
なお、製品版VOICEVOXのcore.dll
/libcore.so
/libcore.dylib
を指定することで、複雑なインストール処理を省略することも可能です。
この場合、環境変数のPath
(Windowsの場合)に製品版VOICEVOXのディレクトリを追加しておく必要があります。
準備中(現状はコード内に含まれるJSDocをご利用ください)
本ライブラリはVOICEVOXの音声合成エンジンとして利用可能です。
api.ts
内のcore.dll
となっている部分をフルパスに変更し、以下のようなコマンドをご利用ください。
なお、音声ライブラリファイル群がcore.dll
/libcore.so
/libcore.dylib
と同じディレクトリ階層にある前提です。
# ビルドと依存関係・OpenJTalk辞書のダウンロード
# npm なら npm install
yarn inatall
# 実行する。npm なら npm start
# onnxruntimeの存在する場所によってパスを適切に変更してください
# Macの場合はDYDL_LIBRARY_PATH
LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:/onnxruntime/lib/" yarn start
exampleをご覧ください。
なお、実行する際はexample.ts
内のcore.dll
となっている部分をフルパスに変更し、以下のようなコマンドをご利用ください。
なお、音声ライブラリファイル群がcore.dll
/libcore.so
/libcore.dylib
と同じディレクトリ階層にある前提です。
# ビルドと依存関係・OpenJTalk辞書のダウンロード
# npm なら npm install
yarn inatall
# 実行する。npm なら npm run example
# onnxruntimeの存在する場所によってパスを適切に変更してください
# Macの場合はDYDL_LIBRARY_PATH
LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:/onnxruntime/lib/" yarn example
本ライブラリは、本家VOICEVOX Engineのライセンスを継承し、 LGPL-3.0でライセンスされています。