現在までのところ、我々はどのようにプログラムを開発するかご紹介しました。プログラムのデバッグとテストには開発の最後の10%は90%の時間を必要とすると言われます。ですから、この章では最後の10%の部分を強調して、信用と使用に足る優秀なアプリケーションになるよう細部を考慮する必要があります。上の10%はこれらの細部を指しています。
この章では4つの節によってこれらの細部の処理をご紹介します。第一節ではサーバでプログラムが生成するログをどのように記録するかご紹介します。第二節ではエラーが発生した時に我々のプログラムがどのように処理されるかと、ユーザのアクセスに与える影響をなるべく少なくするにはどうすべきかご紹介します。第三節ではGoの独立したプログラムをどのようにデプロイするかご紹介します。現在GoプログラムはまだCのようにdaemonを書くことができません。ではこれらのプロセスとプログラムのバックエンドをどのように実行すべきでしょうか?第四節ではアプリケーションデータのバックアップとリストアをご紹介します。アプリケーションが壊れた状況でなるべくデータの完全性を保証します。
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