ルビ(ruby)は文字の脇に小さいサイズで配置される仮名(ふりがな)のことです。漢字の読み方などを示すために使われます。通常、縦組みでは文字の右側、横組みでは文字の上側に配置されます。ルビの対象になる文字は「親文字」と呼ばれます。
ウェブでルビを表現するにはHTMLのruby
関連要素を使います。親文字とルビを含む文字列全体をruby
、ルビ文字列をrt
でマークアップします。またruby
要素の表示に対応していないブラウザーのために、ルビ文字列の前後にrp
要素で括弧を記述します。
<p>
<ruby>吾輩<rp>(</rp><rt>わがはい</rt><rp>)</rp></ruby>は<ruby>猫<rp>(</rp><rt>ねこ</rt><rp>)</rp></ruby>である。
</p>