forked from oss-tsukuba/gfarm
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[This is written in Japanese, please look at INSTALL.en for English version.]
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ソースコードからの Gfarm の構築
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この項では,ソースからの構築について説明します.
バイナリ配布を利用されている方は,このファイルの説明は読み飛ばして構いません.
今回のシステムは,Linux 上で実行テストされています.
構築に関しては NetBSD, Solaris 上でテストされています.
システムの構築のためには,OpenLDAP ないし PostgreSQL の少なくともどちら
か片方と OpenSSL ライブラリが必要です.構築に必要なパッケージについては
以下の「構築に必要なパッケージ」の章を参照下さい.
システムを構築するには,下記のようにします.
Linux と NetBSD 以外の OS では,GNU make を使ってください.
% ./configure [オプション]
% make
% su
Password:
# make install
configure コマンドには,下記のオプションがあります.
・--with-openldap=ディレクトリ
OpenLDAP のインストールされているディレクトリを指定します.
オプション省略時は自動的にインストールディレクトリの検索が試みられま
す.
・--with-postgresql=ディレクトリ
PostgreSQL のインストールされているディレクトリを指定します.
オプション省略時は自動的にインストールディレクトリの検索が試みられま
す.
・--with-openssl=ディレクトリ
OpenSSL のインストールされているディレクトリを指定します.
オプション省略時は /usr が指定されます.
・--with-globus=ディレクトリ
認証方式として GSI を可能とします.ディレクトリは Globus toolkit の
インストールされているディレクトリを指定します.ディレクトリを指定し
ないと pkg-config、環境変数 GLOBUS_LOCATION の示すディレクトリが順に
試されます.
Globus toolkit のうち GSSAPI ライブラリが必要となります.
このオプションは省略可能です.
デフォールトでは,インストールされている flavor を自動的に検索します
が,--with-globus-flavor="gcc32dbg" のようにして flavor 名を指定する
ともできます.
・--with-infiniband=ディレクトリ
クライアントとgfsd との間でInfiniBandが利用可能なときRDMAデータ転送を
行うことを可能とします.特別にインストールしたInfiniBandパッケージを
利用する場合はそのディレクトリを指定します.ディレクトリを指定しないと
システムデフォルトのヘッダファイル等が参照されます.
RDMA 転送を有効に行うためにはメモリ資源制限(RLIMIT_MEMLOCK)が十分大きく
なくてはなりません./etc/security/limits.conf を編集して下記のように
制限解除をすることを勧めます.
* hard memlock unlimited
・--without-mtsafe-netdb
ライブラリ関数 getaddrinfo(3) あるいは getnameinfo(3) が,マルチスレッド・
セーフではない場合に,指定が必要です.
・--prefix=ディレクトリ
インストール先のディレクトリを指定します.このオプションを省略した場
合は /usr/local ディレクトリの下にインストールします.
このオプションは省略可能です.
・--sysconfdir=ディレクトリ
設定ファイル「gfarm2.conf」を置くディレクトリを指定します.このオプショ
ンを省略した場合は上記の --prefix オプションで指定したディレクトリの
下の「etc」ディレクトリが指定されたものとみなします.本文書は,オプ
ション --sysconfdir=/etc が指定されたものと仮定して記述してあります.
このオプションは省略可能です.
・--enable-voms
このオプションを指定すると,VOMS の VO,グループ,役割と連携して
Gfarm のグループを管理するためのコマンド群をビルドします.詳しくは
doc/voms-{install,man,dev}.ja を参照してください.
このオプションは省略可能です.
・--enable-xmlattr
XPath による検索が可能な XML 拡張属性を利用するときに指定します.詳
しくは doc/xattr-install.ja および gfxattr,gffindxmlattr のマニュア
ルページを参照してください.
本機能を利用するためには,configure に --with-libxml オプションをつ
けて構築された postgresql-8.3.x 以降が必要となります.
(http://www.postgresql.org/docs/8.3/static/install-procedure.html)
また,config-gfarm 時に -X オプションの指定が必要になります.
このオプションは省略可能です.
利用するコンパイラを明示したい場合には,環境変数 CC に,コンパイラのコ
マンド名を指定して configure を実行してください.以下は gcc を指定する
例です.
% env CC=gcc ./configure [options]
・--enable-linuxkernel
linux kernel 2.6 上の Gfarmカーネルドライバーを作成することを指示します。
詳しくは linux/doc/manual.{pdf,doc} を参照してください。
構築に必要なパッケージ
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* RPM パッケージ
openssl-devel
openldap-devel
postgresql-devel or libpq-devel
globus-gssapi-gsi-devel(*), pkgconfig (--with-globus オプションに必要)
postgresql, postgresql-server (config-gfarm の実行に必要)
fuse-devel (gfarm2fs の構築に必要)
ganglia-gmond-python (config-gf[ms]d-iostat の実行に必要)
(*) EPELに含まれます.EPELは以下で利用できます.
# yum install epel-release
* Debian パッケージ
libssl-dev
libldap2-dev
libpq-dev
libglobus-gssapi-gsi-dev, pkg-config (--with-globus オプションに必要)
postgresql, postgresql-client (config-gfarm の実行に必要)
libfuse-dev (gfarm2fs の構築に必要)
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